OT-PVCへの追加アブレーションで再発リスクを抑制
中国の病院18施設で、初回のカテーテルアブレーションを受けた流出路起源心室性期外収縮(OT-PVC)患者286例(平均年齢49.2歳、女性60.5%)を対象に、追加アブレーションがOT-PVC再発率を抑制するという仮説を前向き無作為化試験で検証。主要評価項目は、術後3カ月時点でのPVC負荷(24時間の総心拍数に占めるPVC数の割合)の80%以上低下と定義した無PVC再発とした。 その結果、追跡期間中央値3.2カ月での無PVC再発達成患者の割合は、追加アブレーション群の方が対照群(追加アブレーションなし)よりも有意に高かった(97.9% vs. 82.7%、P<0.001)。PVC負荷も、追加アブレーション群の方が対照群よりも著しく低かった(平均低下度23.0% vs. 19.0%、P=0.002)。重度の周術期合併症はいずれの群でも認められなかった。...
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