TTMV-HPV DNA検査のHPV-OPSCC診断精度は良好
未確定の側頸部腫瘤を有する患者138例(男性58.0%、年齢中央値57.5歳)を対象に、血中循環腫瘍組織修飾(TTMV:tumor tissue-modified viral)ヒトパピローマウイルス(HPV)DNA検査の診断精度を前向き研究で検討。HPV関連中咽頭扁平上皮がん(OPSCC)診断のゴールドスタンダードである組織生検と比較した。主要評価項目は感度、副次評価項目は特異度、陽性適中率、陰性適中率とした。 その結果、138例中87例(63.0%)がレベル2の頸部腫瘤、47例(34.1%)がHPV-OPSCCだった。TTMV-HPV DNA検査は、感度が95.7%(95%CI 85.5-99.5、47例中45例)、特異度が97.8%(同92.3-99.7、91例中89例)、陽性適中率が95.7%(同85.5-99.5、47例中45例)、陰性適中率が97.8%(同92.3-99.7、91例中89例)だった。...
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