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急性期脳梗塞、tenecteplase対アルテプラーゼ

2024年10月25日  Journal of the American Medical Association

中国で、急性虚血性脳卒中(AIS)患者を対象に、アルテプラーゼに対するtenecteplaseの非劣性を多施設共同無作為化非盲検非劣性試験で検討(ORIGINAL試験)。患者を発症後4.5時間以内にtenecteplase群とアルテプラーゼ群に割り付けた。主要評価項目は90日時点の修正Rankin尺度(mRS)スコアが0または1(症状なしまたは著しい障害なし)の患者の割合とした。 1465例(女性30.4%)を最大の解析対象集団とした。主要評価項目の発生割合はtenecteplase群が72.7%、アルテプラーゼ群が70.3%(リスク比1.03、95%CI 0.97-1.09)で、非劣性の閾値(リスク比マージン0.937)を満たした。症候性脳内出血の発生割合は各群1.2%だった(リスク比1.01、95%CI 0.37-2.70)。90日死亡率は、tenecteplase群が4.6%、アルテプラーゼ群が5.8%だった(同0.80、0.51-1.23)。...