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肺静脈隔離術で心房細動負荷を有意に抑制

2024年10月22日  Journal of the American Medical Association

英国の3次医療センター2施設で、症候性心房細動(AF)患者126例(平均年齢66.8歳、男性70.63%、発作性AF 20.63%)を対象に、冷凍焼灼による肺静脈隔離術の有効性を無作為化試験で検討(SHAM-PVI試験)。主要評価項目は6カ月時点のAF負荷とし、横隔神経ペーシングによる偽手術と比較した。 その結果、6カ月時点のベースラインからの絶対平均AF負荷変化量は、焼灼術群60.31%、偽治療群35.0%だった(幾何平均差0.25、95%CI 0.15-0.42、P<0.001)。6カ月時点のAtrial Fibrillation Effect on Quality of Lifeスコアは焼灼術群の方が優勢で(推定差18.39点、95%CI 11.48-25.30)、Short Form 36全体的健康感スコアの改善度も焼灼術群で著しく高かった(同9.27点、3.78-14.76)。...