笑いエクササイズでドライアイ緩和、人工涙液に非劣性
2024年10月18日
British Medical Journal
症候性ドライアイ患者299例を対象に、笑いエクササイズ(laughter exercise)の効果を非劣性無作為化比較試験で検討。8週間にわたって、笑いエクササイズを行う群(1日4回5分間ずつ「Hee hee hee、hah hah hah、cheese cheese cheese、cheek cheek cheek、hah hah hah hah hah hah」のフレーズを30回発声)と対照群の人工涙液投与(0.1%ヒアルロン酸ナトリウム点眼液)を比較した。per protocol集団の眼表面疾患指数(OSDI)スコア(0-100点で、高スコアほど眼表面の不快感の悪化を示す)のベースラインから8週時までの平均変化量を主要評価項目とし、非劣性マージンを6点に設定した。 283例(95%)が試験を完遂した。8週時のOSDIスコアの平均変化量は笑いエクササイズ群-10.5点(95%CI -13.1--7.82)、対照群-8.83点(同-11.7--6.02)だった。スコア変化量の群間差の信頼区間(CI)上限値が非劣性マージンを下回り(平均差-1.45点、95%CI -5.08-2.19、...
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