週1回インスリンefsitora、1日1回デグルデクに非劣性
2024年10月17日
New England Journal of Medicine
インスリン治療歴のない2型糖尿病患者928例を対象に、インスリンefsitora alfa週1回投与のインスリンデグルデク1日1回投与に対する非劣性を第III相treat-to-target試験で検討(QWINT-2試験)。主要評価項目は52週時点のベースラインからの糖化ヘモグロビン値変化量とした(非劣性マージン0.4%ポイント)。 その結果、52週時点の糖化ヘモグロビン値の最小二乗平均変化量はefsitora群-1.26%ポイント、デグルデク群-1.17%ポイントでefsitoraの非劣性が示された(推定治療差-0.09%ポイント、95%CI -0.22-0.04)。GLP-1受容体作動薬の使用患者と非使用患者の糖化ヘモグロビン値の変化量でもefsitoraの非劣性が示された。48-52週時で血糖値が目標範囲内(70-180mg/dL)だった時間の割合はefsitora群64.3%、デグルデク群61.2%だった(同3.1%ポイント、0.1-6.1)。臨床的に重大な低血糖または重度低血糖の曝露人年当たり複合発生率はefsitora群0.58件、デグルデク群0.45件だった(推定率比1....
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