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重症低酸素血症の酸素療法、24時間/日で転帰改善せず

2024年10月11日  New England Journal of Medicine

重症低酸素血症患者241例を対象に、長期酸素療法を1日24時間実施した場合と15時間実施した場合の効果を、レジストリに基づく多施設共同無作為化試験で比較(REDOX試験)。患者を24時間群と15時間群に割り付けた。主要評価項目は、1年以内のあらゆる原因による入院または死亡の複合とした。 12カ月時点の患者報告による1日当たりの酸素療法実施時間中央値は、24時間群が24.0時間、15時間群が15.0時間だった。24時間群の1年以内の入院または死亡のリスクは、15時間群よりも低くはなかった[イベント発生率の平均は100人年当たりそれぞれ124.7と124.5、ハザード比0.99(95%CI 0.72-1.36、90%CI 0.76-1.29)、非優越性のP=0.007]。あらゆる原因による入院、全死因死亡、有害事象の発生率に両群で大きな違いは認められなかった。...