マンモグラフィで偽陽性後の検診受診率低下
2024年10月10日
Annals of Internal Medicine
Breast Cancer Surveillance Consortium(BCSC)に参加する177施設で、マンモグラフィ検診の結果とその後の検診受診率との関連をコホート研究で検討。乳がん診断を受けていない40-73歳の女性105万3672例が2005-17年に受診したマンモグラフィ検診の結果352万9825件(真陰性318万4482件、偽陽性34万5343件)を解析した。検診の偽陽性結果から9-30カ月以内の検診再受診率を真陰性結果の場合と比較した絶対差を推定した。 その結果、検診の再受診率は、真陰性の結果後の女性(76.9%、95%CI 75.1-78.6%)と比較して、偽陽性結果に伴い追加画像検査のみ(調整後絶対差-1.9%ポイント、95%CI -3.1--0.7%ポイント)、短期間の経過観察(同-15.9、-19.7--12.0)、または生検(同-10.0、-14.2--5.9)の勧奨を受けた女性で低下していた。5年以内に2回のマンモグラフィ検診を受けた女性では、最初の検診結果にかかわらず、2回目の偽陽性結果が3回目の受診率低下と関連していた。...
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