後天性眼瞼下垂へのオキシメタゾリンでMRD1を有意に改善
2024年9月30日
The Laryngoscope
後天性眼瞼下垂に対するオキシメタゾリン塩酸塩0.1%点眼薬の効果を系統的レビューおよびメタ解析で検討。PubMed、Scopus、コクランデータベースから抽出した2013-24年発表の論文5編(対象計458例)を解析対象とした。主要評価項目は、オキシメタゾリン治療後のmarginal reflex distance(MRD1)の治療前からの変化量および対照との平均差とした。 メタ解析の結果、オキシメタゾリン治療後にMRD1が有意に改善した[変化量1.40mm(95%CI 0.41-2.40)]。MRD1の増加度は、オキシメタゾリン群の方が対照群よりも高かった[群間差0.83mm(同0.10-1.55)]。I2統計量で評価した異質性は、全研究で高かった(85-95%)。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。