リグナン摂取増で特に肥満や閉経前女性の糖尿病発症リスク減
ベースラインで2型糖尿病(T2D)、心血管疾患、がんのない、看護師健康調査(1984-2018年)、看護師健康調査II(1991-2019年)、医療従事者追跡調査(1986-2020年)の参加者計20万1111例(平均年齢44.7歳、女性80.2%)を対象に、リグナン摂取とT2D発症リスクの関連を住民対象コホート研究で検討。506万8689人年の追跡で2万291例がT2Dを発症した。 ラリシレシノール以外のリグナン摂取量の増加はT2D発症リスクと逆相関を示し、摂取量の最低五分位群に対する最高五分位群の多変量調整後統合ハザード比は総リグナンで0.87(95%CI 0.83-0.91)、セコイソラリシレシノールで0.72(同0.69-0.76)、ピノレシノールで0.92(同0.87-0.96)、マタイレシノールで0.93(同0.89-0.98)、ラリシレシノールで0.99(同0.94-1.04)だった。セコイソラリシレシノール摂取とT2Dリスクの有意な逆相関が、肥満者[ハザード比:BMIが30以上0.75(95%CI 0.71-0.79)vs. 25未満0.82(同0.81-0.83)、相...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。