在胎期間を推定するAI搭載デバイスの精度良好
2024年9月14日
Journal of the American Medical Association
超音波のblind sweepから在胎期間(GA)を推定するディープラーニング人工知能(AI)モデルを開発し、安価なバッテリー式機器と組み合わせたデバイスの精度を前向き診断精度研究で検討。ザンビアと米国ノースカロライナ州で、妊娠第1期の生存可能な単胎児の妊娠400例を登録し、有資格の超音波検査者が経腟法による頭殿長測定で「正解」GAを確定した。その後、経験の浅い検査者によるAI利用デバイスでの検査(指標検査)と、有資格の超音波検査者による高性能装置での胎児の生体計測(参照基準)で推定したGAを比較した。主要評価項目は指標検査と参照基準の平均絶対誤差(MAE)とし、差が±2日以内の場合に同等と見なした。 その結果、主要評価期間(妊娠14-27週)では、MAEは3.2日 vs. 3.0日(差0.2日、95%CI -0.1-0.5)で、指標検査が参照基準に対する同等性の基準を満たした。さらに、「正解」GAの7日以内と評価された割合も同程度だった(指標検査の90.7% vs. 参照基準の92.5%)。...
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