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子宮頸がんへのbintrafusp alfa、P2で主要評価項目達成

2024年9月10日  JAMA Oncology

白金製剤不応後の再発または遠隔転移を有する子宮頸がん患者146例を対象に、ファースト・イン・クラスの二機能性融合タンパク質bintrafusp alfaの安全性および奏効率を第II相非無作為化試験で検討。主要評価項目は、固形がんの治療効果判定のための新ガイドライン(バージョン1.1)に従って独立審査委員会が判定した客観的奏効率とした。 その結果、確定された客観的奏効率は21.9%(95%CI 15.5-29.5)で、95%CIがベンチマーク15%を上回った。客観的奏効が得られた患者のうち19例(59.4%)が6カ月以上の持続的奏効を示した。データカットオフ時点で、奏効例32例中13例(40.6%)で奏効が持続していた。最も一般的な有害事象は貧血[82例(56.2%)]、出血イベント[81例(55.5%)]および免疫関連有害事象[49例(33.6%)]だった。...