甲状腺眼症へのteprotumumab、再治療率は24%
米国の3つの医療施設でteprotumumabによる治療を受けた甲状腺眼症(TED)患者119例を対象に、再治療の発生率および誘発因子を後ろ向き試験で検討した。 その結果、再治療率は24%で、施設による差は見られなかった(P=0.6)。単変量解析では、再治療施行群と非施行群のベースライン時点の眼球突出(P=0.07)、Gorman複視スコア(P=0.4)、TED罹患期間(P=0.4)に差はなかった。初回治療コース終了後に眼球突出に対する有意な奏効(2mm以上の低下)を達成した患者の割合は、再治療施行群82%、非施行群68%だった(P=0.16)。年齢のみが再治療の有意な誘発因子だった(P<0.05)。再治療施行群の方が非施行群よりも7歳高齢だった(60歳 vs. 53歳、P<0.05)。...
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