1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 斜頭症/短頭症の乳児、7歳での発達障害有病率7.5%

斜頭症/短頭症の乳児、7歳での発達障害有病率7.5%

2024年9月7日  JAMA Pediatrics

米ミネソタ州オルムステッド郡で2008-12年に出生した乳児9909例(男児51.3%、正期産児92.9%、早産児7.1%)を対象に、非骨癒合性頭位性斜頭症または短頭症およびその合併症(PPB)の発生率、および発達障害との関連を後ろ向き住民対象コホート研究で検討。発達障害に関する追跡は7歳まで実施した。 その結果、1歳までのPPB発生率は正期産群5.3%(95%CI 4.8-5.8)、早産群11.8%(同9.4-14.6)だった。頭蓋縫合早期癒合症の発生率は0.16%(同0.09-0.26)だった。PPB診断時に発達障害が既知または疑われた乳児の割合は4.2%(同2.7-6.2)だった。7歳までの追跡を完了したPPB乳児402例での発達障害確定率は7.5%(同5.0-10.7)、自閉症スペクトラム障害(ASD)では2.2%だった。...