乾癬へのグセルクマブで早期症状消失、間隔延長でも疾患制御可
中等症ないし重症の尋常性乾癬成人患者822例を対象に、IL-23阻害薬グセルクマブの投与間隔延長について3パートから構成される第IIIb相二重盲検無作為化試験で検討(GUIDE試験)。パート2の結果を報告する。パート1の20週かつ28週時点でPsoriasis Area and Severity Index(乾癬の面積と重症度指数:PASI)0を達成した患者をスーパーレスポンダー(SR)とし(297例、平均年齢39.4歳、女性32.0%)、グセルクマブ100mgを8週または16週間隔で投与する群に割り付けた。Non-SRでは8週間隔投与を継続した。主要評価項目は、SRの疾患コントロール維持(68週時点でPASI<3)での8週間隔投与に対する16週間隔投与の非劣性(マージン10%)とした。 その結果、68週時点でのPASI<3達成率は、16週間隔群が91.9%(90%CI 87.3-95.3)、8週間隔群が92.6%(同88.0-95.8)で主要評価項目は達成された(P=0.001)。臨床効果は、免疫学的変化とも一致していた。グセルクマブの忍容性は良好で、新たな安全性シグナルは同定されな...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。