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ロボット支援胆嚢摘出術の安全性を評価

2024年8月24日  Surgical Endoscopy

症候性の胆石または胆嚢ポリープを有する成人患者600例(年齢中央値53歳、女性72.7%)を対象に、英国のロボット支援肝膵胆管手術(HPB)トレーニングプログラムの一環として行うロボット支援胆嚢摘出術の安全性について、前向きに収集したデータを後ろ向きに検討。胆管損傷、開腹手術への移行、胆嚢亜全摘術への移行、入院期間、30日以内の再入院、術後合併症を評価した。 ロボット支援胆嚢摘出術の主な適応症は、胆石疝痛(55.5%)、胆嚢炎(18.8%)、胆嚢ポリープ(7.7%)、膵炎(6.2%)だった。入院期間中央値は0日だった。組み入れた患者のうち88.5%が手術当日に退院し、30日再入院率は5.5%だった。胆管損傷は認められず、開腹術への移行率は0.8%、胆嚢亜全摘術への移行率は0.8%だった。...