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皮膚手術の創部は術後早期に濡れても合併症増加せず

2024年8月21日  Journal of the American Academy of Dermatology

皮膚手術後の患者437例を対象に、創部を術後早期(6時間)に濡らすことで感染など術後合併症が増加するかどうかを医師盲検化無作為化比較試験で検討。術後48時間、創部の乾燥を保ち被覆する標準的な管理方法と比較した。術後の感染およびその他の転帰を評価した。 その結果、培養検査で同定された感染の発生率は早期群が1.8%、標準群が1.4%で同程度だった(P>0.99)。出血または皮下出血の発生率にも差は認められなかった。患者および観察者の瘢痕評価スケール(POSAS)を用いた瘢痕の評価では、両群で同様の結果となった。...