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CAR19後の再発LBCLにCAR22が有望、P1

2024年8月9日  Lancet

CD19指向性キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法(CAR19)後に再発したかCD19陰性の大細胞型B細胞リンパ腫の成人患者を対象に、CD22指向性CAR T細胞療法(CAR22)の有効性を第I相単施設非盲検用量漸増試験で検討。対象患者にCAR22陽性T細胞を100万個/kg体重または300万個/kg体重で静脈内投与した。主要評価項目は、製造の実行可能性、安全性(有害事象と用量制限毒性の発現率と重症度で評価)、最大耐用量(第II相推奨用量)の決定とした。 40例が白血球除去療法を受けた(年齢中央値65歳、女性45%)。CAR T細胞製剤の投与を受けた38例のうち97%が、前治療のCAR19後に再発していた。最大耐用量(CAR T細胞100万個/kg体重)で投与を受けた29例に用量制限毒性や、グレード3以上のサイトカイン放出症候群、免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群、免疫エフェクター細胞関連血球貪食性リンパ組織球症様症候群の発現はなかった。...