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泌尿生殖器がんへのCaboNivoとCaboNivoIpiが有望

2024年8月18日  Journal of Clinical Oncology

泌尿生殖器(GU)がんに対するカボザンチニブ+ニボルマブ併用(CaboNivo)またはイピリムマブを加えた3剤併用(CaboNivoIpi)の有効性と安全性を検討した第I相試験および7つの拡大コホートの最終解析結果を報告。CaboNivo拡大コホートには遠隔転移を有する尿路上皮がん(mUC)、遠隔転移を有する腎細胞がん(mRCC)、膀胱/尿膜管腺がん、CaboNivoIpi拡大コホートにはmUC、mRCC、陰茎がん、膀胱扁平上皮がんと他の希少GU腫瘍が含まれた。120例を登録し、追跡期間中央値は49.2カ月だった。 その結果、評価可能例108例(CaboNivo59例、CaboNivoIpi49例)の全奏効率(ORR)は38%(完全奏効率11%)、奏効持続期間中央値は20カ月だった。がん種別のORRはmUCで42.4%、mRCCで62.5%、膀胱扁平上皮がんで85.7%、陰茎がんで44.4%、腎髄質がんで50.0%だった。グレード3以上の治療関連有害事象がCaboNivo投与患者の84%およびCaboNivoIpi投与患者の80%に発生した。...