青年302例(年齢中央値13.17歳、女性44.7%、白人81.8%)を対象に、日周指向性(朝型、夜型)と実行、学習、注意機能の低下、および注意欠如・多動性障害(ADHD)との関連を、複数の方法・情報提供者による大規模試験で検討。参加者の日周指向性、睡眠の質、学校がある日の睡眠時間を評価した。さらに学習意欲を評価し、読解および数学の統一学力テストを実施した。参加者と両親が日常の実行機能を評価し、教師も加えADHDの注意欠如症状も評価した。約半数(52%)がADHDだった。 その結果、夜型傾向は、ほとんどの評価項目で学習、実行、および注意機能の低下と特異的に関連していた。睡眠の質は少数の転帰と特異的な関連が認められたが、睡眠時間はいかなる転帰とも有意で特異的な関連は認められなかった。ADHDの状態によって関連性が変わることはなかった。...
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