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パーキンソン病の構音障害がLSVT LOUDで軽減

2024年8月12日  British Medical Journal

英国で、構音障害のあるパーキンソン病患者388例を対象に、Lee Silverman voice treatment(LSVT LOUD)と英国国民保健サービス(NHS)の言語療法の臨床効果を実用的多施設共同非盲検無作為化3群比較試験で検討(PD COMM試験)。対象患者をLSVT LOUD群、NHS言語療法群、言語療法なし群に割り付けた。主要評価項目は、3カ月時点の自己報告によるvoice handicap index(VHI、音声障害の自覚的評価尺度)の合計スコアとした。 LSVT LOUD群では、言語療法なし群よりも報告されたVHIスコアが低かった[-8.0ポイント(99%CI-13.3--2.6)、P<0.001]。NHS言語療法群と言語療法なし群でVHIスコアに差があることを示唆するエビデンスはなかった[1.7ポイント(-3.8-7.1)、P=0.43]。LSVT LOUD群では、NHS言語療法群との比較でも、報告されたVHIスコアが低かった[-9.6ポイント(-14.9--4.4)、P<0.001]。有害事象(主に声の負担)の報告は、LSVT LOUD群が93件、NHS言語...