前立腺がん術前のPSMA PET、MRIより病期分類精度高い
2024年8月11日
Journal of the American Medical Association
根治的前立腺摘除術を受けた中リスクまたは高リスク前立腺がん患者134例を対象に、術前18F-前立腺特異的膜抗原(PSMA)-1007 PET/CT検査の局所領域進行度分類の精度をマルチパラメトリックMRI検査との比較により、第II相前向き妥当性検証ペアコホート研究で検討(Next Generation Trial)。主要評価項目は、病理組織学的検査の結果を参照基準とする、前立腺がん腫瘍病期の正確な同定とした。 その結果、PSMA PET検査は病期の同定においてMRI検査よりも優れ(45% vs. 28%、P=0.003)、dominant nodule(94% vs. 83%、P=0.01)、側性(64% vs. 44%、P=0.001)、被膜外浸潤(75% vs. 63%、P=0.01)の正確な同定にも優れていた。しかし、精嚢浸潤の同定には優位性は見られなかった(91% vs. 85%、P=0.07)。...
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