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LX9211が糖尿病性末梢神経障害性疼痛を改善

2024年7月22日  Diabetes Care

糖尿病性末梢神経障害性疼痛(DPNP)緩和に対するLX9211の有効性と安全性を二重盲検多施設共同概念実証試験で検討(RELIEF-DPN 1試験)。319例を、低用量LX9211群(10mg、106例)、高用量LX9211群(20mg、106例)、プラセボ群(107例)に1対1対1で割り付け、1日1回6週間投与した。DPNPは、11段階の数値評定尺度を用いて毎日評価した。主要評価項目は、試験開始時から6週時点までの毎日の平均疼痛スコアの変化量とし、各LX9211群とプラセボ群との差を混合モデル反復測定解析で評価した。 その結果、主要有効性評価項目の改善を低用量LX9211群(-1.39)が達成し、プラセボ群(-0.72)に対する最小二乗(LS)平均差は-0.67だった(95%CI -1.16--0.18、P=0.007)。高用量LX9211群(-1.27)は疼痛重症度の改善を示したが、プラセボ群とのLS平均差(-0.55)は事前に設定した統計学的有意性に達しなかった(同-1.06--0.05、P=0.030)。有害事象は浮動性めまい、悪心、頭痛が高頻度に発現した。...