コルヒチンの脳卒中再発予防効果は
2024年7月23日
British Medical Journal
非心原性の急性虚血性脳卒中または一過性脳虚血発作を呈した患者を対象に、脳卒中再発予防に対するコルヒチンの有効性と安全性を多施設共同二重盲検無作為化プラセボ対照試験で検討(CHANCE-3試験)。40歳以上で、高感度C反応性蛋白(CRP)が2mg/L以上の軽症ないし中等症の患者8343例を組み入れた。有効性の主要評価項目は、無作為化後90日以内のあらゆる新たな脳卒中とした。安全性の主要評価項目は、投与期間中のあらゆる重篤な有害事象とした。 その結果、90日以内の脳卒中発生率は、コルヒチン群が6.3%(264例)、プラセボ群が6.5%(270例)だった(ハザード比0.98、95%CI 0.83-1.16、P=0.79)。重篤な有害事象発現率は、コルヒチン群が2.2%(91例)、プラセボ群が2.1%(88例)だった(P=0.83)。...
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