8-19歳の6923例を対象に、BMIと高体脂肪量(肥満)の関連について横断的研究で検討。二重エネルギーX線吸収測定法を用いて脂肪量を測定し、BMIと脂肪量指数(FMI)、体脂肪率、除脂肪指数(LMI)との関連を評価した。 その結果、年齢およびBMIは、FMIとLMIの変動の原因として各性別で90-94%を占めた。体脂肪率との関連は弱かった(R2:約0.70)。また、BMI≧CDC 95パーセンタイルの場合の脂肪量高値とLMIのスクリーニング能についても検討した。BMI高値の参加者のうち、88%がFMI高値、76%が体脂肪率高値だった。BMI高値の参加者では、低値よりもFMIが29倍高かった。相対リスクは、体脂肪率高値が12、LMI高値が14だった。...
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