中絶後のIUD装着、48時間以内vs. 2-4週後
妊娠第2期での薬物中絶後すぐの子宮内避妊器具(IUD)装着の有効性、安全性および受容性を非盲検無作為化優越性試験で検討。中絶後48時間以内のIUD装着(介入群:90例)は、中絶後2-4週後の装着(対照群:89例)に対して6カ月後のIUD使用率で優越性を示し、安全性および受容性は維持されるとの仮説を立てた。 その結果、中間解析で事前に規定したIUD除去率20%を超えたため、登録は早期に中止された。修正intention-to-treat解析で、6カ月後のIUD使用率は介入群50.7%(67例中34例)、対照群71.6%(67例中48例)だった(差20.9%、95%CI 4.4-35.9、P=0.02)。IUD除去率は介入群30.1%(73例中22例)、対照群2.9%(70例中2例)だった(P<0.001)。その他の有害事象はまれで、患者の受容性は両群とも高かった。...
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