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少年期のBMIとメンタルヘルスに関連性

2024年6月13日  JAMA Psychiatry

11-15歳の青年期集団103万6869例(平均年齢13.55歳、女児50.9%)を対象に、青年期の体格指数(BMI)とメンタルヘルスの関連を反復国際横断研究で検討。メンタルヘルス障害(8項目、スコア0-32)とBMIの関連、およびその経時的変化(2002-2018年)を評価した。 その結果、BMIとメンタルヘルスの間にU字型の関係が認められた。交絡因子調整後、低体重(非標準化β 0.14、95%CI 0.08-0.19)および過剰体重(同0.27、0.24-0.30)または肥満(同0.62、0.56-0.67)では、普通体重に比べて心身症状が多かったが、低BMIでは少なかった(同-0.18、-0.22--0.15)。この関係は、各年齢、性別、学年で見られ、青年期のメンタルヘルスと幅広い関連性が認められた。心身の問題は、2002年に比べ、2006年(同0.19、0.11-0.26)、2010年(同0.14、0.07-0.22)、2014年(同0.48、0.40-0.56)、および2018年(同0.82、0.74-0.89)で有意に増加していた。心身問題の発生率は、女児の方が有意に高く(...