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SD-OCTで測定したGA評価項目とペグセタコプランの関連

2024年6月10日  JAMA Ophthalmology

加齢黄斑変性に伴う地図状萎縮(GA)患者へのペグセタコプラン投与を偽注射と比較した無作為化二重盲第III相試験2件(OAKS試験およびDERBY試験)のデータを基に、ペグセタコプランとスペクトラルドメイン光干渉断層撮影(SD-OCT)によるGA評価項目の関連を事後解析で検討。936例(平均年齢78.5±7.22歳)のSD-OCTデータ1万1614ボリュームを解析した。主要評価項目は、網膜色素上皮および網膜外層の萎縮面積のベースラインから24カ月時までの最小2乗平均変化量とした。 その結果、偽注射群と比較して、毎月投与群と隔月投与群では3-24カ月のあらゆる観測時点で萎縮面積の拡大抑制が確認された(毎月投与群:24カ月時の最小2乗平均差-0.86mm2、95%CI -1.15--0.57、P<0.001、隔月投与群:同-0.69mm2、-0.98--0.39、P<0.001)。この関連は毎月投与群の方が隔月投与群よりも顕著だった(同-0.17mm2、-0.43-0.08、P=0.17)。両投与群とも傍中心窩領域と中心窩周囲領域でより強い関連が見られた。...