BCG未治療高リスクNMIBCにGemDoce、P2で有望な結果
2024年5月30日
The Journal of Urology
カルメット・ゲラン桿菌(BCG)未治療の高リスク筋層非浸潤性膀胱尿路上皮がん(NMIBC)患者25例を対象に、ゲムシタビン+ドセタキセル(GemDoce)併用療法を第II相前向き単群非盲検試験で評価。導入療法としてGemDoceを週1回6週間膀胱内投与し、奏効例には維持療法として月1回2年間投与した。3カ月完全奏効率を主要評価項目、有害事象(AE)および12カ月無再発生存率を主要な副次評価項目とした。追跡期間中央値は19.6カ月だった。 その結果、3カ月完全奏効率は100%、12カ月無再発生存率は92%だった。試験前の病理学的病期が高グレード(HG)T1の患者2例で、9カ月および12カ月時にHGT1再発が認められた。グレード1のAE(血尿、頻尿、尿意切迫および疲労など)が25例中23例に発生し、グレード3のAE(血尿および尿路感染症)が5例(20%)に発生した。...
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