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DIADへの抗アミロイド剤、バイオマーカーの変化は

2024年5月27日  JAMA Neurology

優性遺伝アルツハイマー病(DIAD)者を対象としてgantenerumabとsolanezumabを検討した二重盲検プラセボ対照無作為化試験(DIAN-TU-001試験)の結果から、シナプス機能不全、神経炎症、神経変性に関する縦断的なバイオマーカーの変化を検討。gantenerumab群、solanezumab群、プラセボ群でDIAD遺伝子変異保有者の各種脳脊髄液(CSF)・血漿中マーカーと神経画像を分析した。 142例(平均年齢44歳、女性51%、gantenerumab 37%、solanezumab 35%、プラセボ28%)を組み入れた。プラセボと比較して、gantenerumabはCSF中ニューログラニン濃度を4年時点で有意に低下させ(平均β=-242.43pg/mL、P<0.001)、血漿中グリア線維性酸性タンパク質濃度を1年時点(同-0.02ng/mL、P=0.02)、2年時点(同-0.03ng/mL、P=0.002)、4年時点(同-0.06ng/mL、P<0.001)で低下させ、CSF中の骨髄細胞に発現する可溶性トリガー受容体2濃度を2年時点(同1.12ng/mL、P=0...