慢性痒疹の病勢コントロールを評価する患者報告転帰尺度Prurigo Control Test(PCT)を開発し、その信頼性と妥当性を定性的研究で検証。想起期間2週間の5項目PCTを作成して、慢性痒疹コントロール良好と不良を判別するカットオフ値をスコア10点以上と設定し、内的整合性および再テスト信頼性、収束的妥当性、既知グループ妥当性、スクリーニング精度などを評価した。 その結果、患者95例を組み入れた検証研究では、内的整合性の信頼性は良好(クロンバックのα係数0.86)で、収束的妥当性も高かった。PCTは良好な既知グループ妥当性を示し、痒疹コントロールの異なる患者を判別できた。再テスト信頼性も高く、級内相関係数0.94で再現性に優れていた。...
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