余暇身体活動レベルが高いと閉経前乳がんリスク低下
2024年1月30日
Journal of Clinical Oncology
コホート研究19報(閉経前女性54万7601例、うち乳がん罹患者1万231例含む)を対象に、自己申告による余暇身体活動に関する個人レベルデータを統合して、国際併合解析で評価した。追跡期間中央値は11.5年だった。 その結果、余暇身体活動レベルが高い場合は低い場合に比べて、乳がんリスクがBMI補正前で6%(リスク比0.94、95%CI 0.89-0.99)、補正後は10%(同0.90、0.85-0.95)低下した。非線形性検定は、ほぼ比例関係だった(非線形性のP=0.94)。ヒト上皮増殖因子受容体2濃縮乳がんは特に逆相関が強かった(同0.57、0.39-0.84、異質性のP=0.07)。乳がん危険因子を層別(脂肪率サブグループなど)で見ても関連性にばらつきはなかった。...
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