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トランスジェンダーのHIV検査と予防の状況、米

2024年1月14日  Annals of Internal Medicine

米国で民間保険加入者のトランスジェンダー女性(TGW)およびトランスジェンダー男性(TGM)の数とヒト免疫不全ウイルス(HIV)予防サービスの利用状況をMerative MarketScanデータベースを用いた後ろ向き解析で推定。TGWとTGMは、トランスジェンダー関連の診断または女性化/男性化性別適合ホルモン療法(GAHT)の処方を受けている人と定義した。評価項目はHIV検査と曝露前予防内服(PrEP)の使用とした。 その結果、2014-21年に、トランスジェンダー関連の診断コードの有病率およびGAHT使用者の割合に大幅な増加傾向(主に18-34歳)が認められた。2021年に、その前の12カ月間に性感染症(STI)の検査または診断を受けたTGWの1万613例のうち61.1%がHIV検査を受け、そのうち20.2%がPrEPを処方された。STIリスクのあるTGMの4184例のうち48.3%がHIV検査を受け、そのうち10.2%がPrEPを処方された。STIの検査・診断、HIV検査、またはPrEP処方を受けたTGW/TGMの有病率は、2014-21年に大幅に上昇した。...