間欠性外斜視の再手術リスク、RRはBLRより低い
2023年12月12日
JAMA Ophthalmology
2013-17年のIRISレジストリに登録された18歳未満の水平筋斜視手術施行の間欠性外斜視(IXT)患者7482例(初回手術時の年齢中央値6歳、女性53%)を対象に、両眼外直筋後転術(BLR)と片眼外直筋後転術+内直筋短縮術(RR)の5年再発リスクをコホート研究で比較した。 その結果、特に若年小児でBLRの方がRRに比べ施行率が高く、全体での施行率はそれぞれ85.3%、14.7%(P<0.001)、0-4歳以下では88.4%、11.6%、5-11歳以下では84.7%、15.3%、12-17歳以下では78.1%、21.9%だった(P<0.001)。調整後の5年累積再手術発生率は全体で21.3%と、BLRの方がRRに比べ高かった(22.2% vs. 17.2%、差4.9%)。RRはBLRに比べ5年再手術リスク低下と関連した(調整後ハザード比0.77、95%I 0.64-0.93)。初回手術時の若年齢は再手術リスク増加と関連した(1歳低下ごとの調整後ハザード比1.09、同1.07-1.11)。...
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