長期メトトレキサート治療の予後予測モデル、結果良好
2023年7月14日
British Medical Journal
免疫介在性炎症性疾患と診断され6カ月以上のメトトレキサート処方を受けた成人を対象に予後予測モデルを後ろ向き研究で開発。患者データには英国のプライマリケア電子医療記録を用いた。開発データセットには1万3110例、検証データセットには2万3999例を含み、候補予測因子を11個とした。 その結果、開発データセットでは、楽観性で調整したR2は0.13、ロイストンのD統計量は0.79だった。検証データセットでは、較正勾配は0.94(95%CI 0.85-1.02)、ロイストンのD統計量は0.75(同0.67-0.83)だった。この予後予測モデルは、年齢層、疾患の種類、メトトレキサートの用量で定義されるサブグループでの転帰予測にも良好な結果を示した。...
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