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局所進行直腸がん、術前FOLFOX療法がCRTにDFSで非劣性示す

2023年7月8日  New England Journal of Medicine

局所進行直腸がん(T2リンパ節陽性、T3リンパ節陽性または陰性)患者1128例の術前治療として、フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン(FOLFOX)を用いた術前化学療法の有効性を多施設共同非盲検無作為化非劣性試験で検討。FOLFOX群では、原発腫瘍縮小が20%未満、またはFOLFOX不耐性の場合のみ術前化学放射線療法(CRT)を施行した。主要評価項目は無病生存(DFS)とし、CRT単独と比較した。非劣性マージンは1.29とした。 その結果、追跡調査期間中央値58カ月時点の5年DFS率は、FOLFOX群が80.8%(95%CI 77.9-83.7)、CRT単独群が78.6%(同75.4-81.8)で、FOLFOXはCRTに対して非劣性を示した(疾患再発または死亡のハザード比0.92、90.2%CI 0.74-1.14、非劣性のP=0.005)。全生存率(死亡のハザード比1.04、95%CI 0.74-1.44)および局所再発率(ハザード比1.18、同0.44-3.16)は、両群で同程度だった。FOLFOX群では、53例(9.1%)が術前CRT、8例(1.4%)が術後CRTを受...