nal-IRI+FU/LV、転移性胆道がんの2次療法として有望
ゲムシタビン+シスプラチン併用療法後に進行が見られた転移性胆道がん患者178例(年齢中央値64歳、女性42.1%)を対象に、リポソーム型イリノテカン(nal-IRI)+フルオロウラシル(FU)/ロイコボリン(LV)併用療法の効果を検証した無作為化第IIb相試験(NIFTY試験)の1.3年の延長追跡結果を報告。174例が最終解析の対象となった。 その結果、盲検下独立中央判定(MICR)による無増悪生存期間(PFS)中央値はnal-IRI+FU/LV群4.2カ月(95%CI 2.8-5.3)、FU/LV単独群1.7カ月(同1.4-2.6)だった(ハザード比0.61、95%CI 0.44-0.86、P=0.004)。先行報告では7.1カ月、1.4カ月だった。MICRと治験責任医師が判定した腫瘍増悪発生日の不一致率は17.8%で、先行報告では30%だった。...
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