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3-18歳への抗精神病薬処方が20年で増加、英

2023年2月2日  専門誌ピックアップ

2000-19年に英イングランドの大規模プライマリケアデータベースに登録された3-18歳の小児と青年721万6791例(追跡開始時平均7.3歳)を対象に、抗精神病薬処方の傾向をコホート研究で検討した。 その結果、中央値4.1年の追跡期間中に1万9496例(0.3%)に対する抗精神病薬処方24万3529件が確認された。抗精神病薬処方の1年間の年間有病率は2000年の0.057%から2019年に0.105%へ上昇した。ジョインポイント回帰分析で、全抗精神病薬処方の年間有病率は1年当たり平均3.3%上昇し、初回処方率は1年当たり2.2%上昇した。最初に確認された抗精神病薬処方の適応症は、自閉症スペクトラム障害(12.7%)、非感情性精神病(8.6%)、不安障害(7.5%)、注意欠陥・多動性障害(7.1%)、うつ病(6.4%)、行為障害(6.1%)が多かった。...