TNFα阻害薬不耐性PsAにbimekizumabが有効
腫瘍壊死因子α(TNFα)阻害薬の効果が不十分またはTNFα阻害薬不耐性の活動性乾癬性関節炎(PsA)成人患者400例を対象に、インターロイキン(IL)-17FおよびIL-17Aを選択的に阻害するIgG1モノクローナル抗体bimekizumabの有効性および安全性を16週間の二重盲検無作為化プラセボ対照第III相試験で検討(BE COMPLETE試験)。主要評価項目は、16週時点で米国リウマチ学会分類基準50%以上の改善(ACR50)を達成した患者の割合とした。 その結果、bimekizumab群の43%がACR50を達成したのに対し、プラセボ群では7%だった(調整後オッズ比11.1、95%CI 5.4-23.0、P<0.0001)。試験開始前の罹患体表面積(BSA)が3%以上だったbimekizumab群の患者の69%がPsoriasis Area and Severity Index 90%以上の改善を達成した(PASI90)のに対し、プラセボ群では7%だった(同30.2、12.4-73.9、P<0.0001)。16週までに、bimekizumab群の40%およびプラセボ群の33%...
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