ADHD小児の親はアルツハイマー病リスク高い
2021年9月30日
Alzheimer's & Dementia
スウェーデンで1980-2001年の出生者213万2929人とその生物学的血縁者(親、祖父母、伯叔父母)を対象に、注意欠陥・多動性障害(ADHD)とアルツハイマー病(AD)および認知症の世代間関連を多世代コホート研究で検討。AD診断を受けた親は3042人、祖父母は17万1732人、伯叔父母は1369人だった。 Coxモデルでの解析の結果、ADHD患者の親はADリスクが高かった(ハザード比1.55、95%CI 1.26-1.89)。この世代間関連は親に比べ強度が弱まるものの、祖父母および伯叔父母でも高かった。早期発症型ADで遅発型ADに比べ強い関連が見られた。認知症でもほぼ同じ結果が示された。...
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