乳がん、内分泌療法後のレトロゾール間欠的投与でDFS改善せず
手術可能なホルモン受容体陽性リンパ節転移陽性乳がんの閉経後女性患者4851例を対象に、4-6年の術後補助内分泌療法後5年間のレトロゾールの間欠的投与と継続的投与の効果を無作為化第III相試験で比較(SOLE試験)。追跡期間中央値は84カ月だった。 intention-to-treat解析の結果、7年無病生存率(DFS)は間欠的投与群81.4%、継続投与群81.5%だった(ハザード比1.03、95%CI 0.91-1.17)。報告された有害事象は両群同等だった。被験者のうち103例を登録し、休薬中のエストロゲン値を解析したSOLEエストロゲンサブスタディ(SOLE-EST試験)で、レトロゾール中止後6週間以内に血中エストロゲン値の回復が確認された。...
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