Strong Heart Study(SHS)に参加するアメリカインディアンの男女2321例を対象に、血液DNAメチル化と冠動脈疾患(CHD)の関連を前向きコホート研究で検討。Women’s Health Initiative(WHI、女性1874例)、フラミンガム心臓研究(FHS、男女2128例)、Atherosclerosis Risk in Communities Study(ARIC、黒人男女2114例と白人男女931例)の4コホートでも評価した。各コホートで追跡期間中に発生したCHD発生件数は、SHSが749件、WHIが531件、FHSが143件、ARIC-黒人が350件、ARIC-白人が121件だった。 高次元elastic-netモデルで40万7224のシトシン-リン酸-グアニン(CpG)部位を評価した結果、既知の危険因子、施設、血球数、遺伝的主成分に関係なくCHD発症との関連が認められる505のDMP(メチル化に差が見られるCpG部位)が特定された。そのうち33のDMPはWHI、FCH、ARIC-黒人、ARIC-白人の4コホートのうち3コホート以上でも特定され、10のD...
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