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治療抵抗性の高血圧、超音波腎除神経術で改善

2021年5月26日  Lancet

3種類(カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬およびチアジド系利尿薬)の降圧薬配合剤で治療中の治療抵抗性高血圧患者136例を対象に、超音波腎除神経術の有効性と安全性を多施設共同単盲検無作為化偽処置対照試験で検討(RADIANCE-HTN TRIO試験)。主要評価項目は、2カ月後の昼間自由行動下収縮期血圧の変化量とした。 その結果、腎除神経術群の方が偽処置群よりも、昼間自由行動下収縮期血圧の低下量が大きかった(中央値の群間差-4.5mmHg、95%CI -8.5--0.3、調整後のP=0.022)。自由行動下血圧の完全データのある患者では、中央値の群間差は-5.8mmHg(95%CI -9.7--1.6、調整後のP=0.0051)となった。安全性評価項目に群間差はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿は...