習熟度に基づく段階別の模擬手術訓練が有用
2021年1月12日
Annals of Surgery
習熟度に基づく段階別の手術シミュレーション訓練(proficiency-based progression:PBP)が臨床スキル習得にもたらす便益を系統的レビューとメタ解析で検討。PubMedやコクランライブラリなどのデータベースから抽出した無作為化臨床研究12件(参加者計239例)を解析対象とし、従来法(非PBP)と比較した。 その結果、PBP訓練の方が非BPP訓練よりも、主要評価項目に規定した処置中の過誤が60%(P<0.001)少なく、処置時間が15%(P=0.003)短縮した。副次転帰の実施した段階数は、PBP訓練の方が47%(P<0.001)多かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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