小児膜性腎症、循環血中の陽イオン性BSAが関与か
2011年6月7日
New England Journal of Medicine
膜性腎症患者50人を対象とし、同疾患に関連した抗原候補を検討。一部の小児患者では、循環血中の陽イオン性ウシ血清アルブミン(BSA)と抗BSA抗体が見られた。実験モデルと同様に、この陽イオン性BSAが陰イオン性の糸球体毛細血管壁に結合し、免疫複合体を形成して同疾患が発症するのではないか、と著者らは結論している。...
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