ノバルティス社が再発防止の外部委設置
レポート
2013年11月19日 (火)
池田宏之(m3.com編集部)
降圧剤「ディオバン」の論文問題に揺れるノバルティスファーマ社は11月18日、再発防止策の提案などをする外部有識者委員会「コンプライアンス・アドバイザリーボード~再発防止に向けて~」を設置した。委員長には、兼子・岩松法律事務所の弁護士、畔柳達雄氏が就任した。 委員には元日本製薬工業協会会長の青木初夫氏、元公正取引委員会事務総局経済取引局長の鵜瀞恵子氏、元サンデー毎日編集長の四方洋氏、臨床試験支援財団理事長の中野重行氏の4人が選ばれた。 ノバルティス社の発表によると、委員会の役割は、再発防止施策などについて、経営陣に提案、助言を実施するほか、改善策の進捗状況の検証の役割を負う。畔柳氏は、「ノバルティス社の再発防止への取り組みが適切に実行されるように支援していきたい」としている。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。