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大学勤務医の8割「主な勤務先以外からの収入あり」◆Vol.2

医師調査 2011年6月8日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.2 現在、主たる勤務先以外からも、アルバイト等による収入を得ていますか。 主たる勤務先以外からの収入について、「得ている」とした回答は大学病院勤務医で顕著に多く、81.2%。一方、公立病院勤務医では25.7%だった。公的病院・民間病院勤務医では、いずれも約4割。 回答を卒後年数別に見ると、「得ている」との回答はいずれも4-5割で、大きな差は見られなかった。ただし、「1-5年」の回答者のうち、臨床研修医である卒後1・2年目の回答者を除いた集計(卒後3-5年の医師の回答)では、「得ている」との回答が54.6%であり、臨床研修医を除けば、卒後年数が上がるに従い、主たる勤務先以外からの収入を得ている勤務医は若干減少する傾向がうかがえた。 自由意見では、「アルバイトをしないと生活していけないほどの給与には疑問。労働環境として成り立っていない」「大学院生であり大学病院で働いているが、大学病院からの給料はほとんどなく、アルバイトで食いつないでいるような状態は異常だと思う」「研究日のアルバイトで月収が左右されるため、アルバイトの回数が祝日などで減ってしまうと、給与が激減する」など、アルバイト収入に...