「菅新総理大臣に期待する」、原中勝征・日本医師会会長
レポート
2010年6月9日 (水)
橋本佳子(m3.com編集長)
日本医師会会長の原中勝征氏は6月9日の定例記者会見で、「菅新総理大臣に期待する」との見解を公表した(下記に全文を掲載)。 菅総理が6月8日の就任後の記者会見で、「強い社会保障」を掲げたことについて、原中氏は、「医療・介護の崩壊が回復するまでがんばるという意味だと解釈した」と説明。「財政再建と強い社会保障は両立するのか」との質問には、「医療分野での雇用拡大が経済成長、税収入や保険料収入の増加につながる」と回答したものの、「ただ、それだけでは間に合わず、社会保障に充てる目的での消費税の引き上げが必要」と付け加えた。 さらに、原中氏は従来、小沢一郎・前幹事長とのパイプを強調してきたことを問われると、原中氏は、「私は民主党全体とパイプを持っている。決して一人に偏ったパイプではない。特に心配はない」と答え、政権与党である民主党との関係は代わらないことを強調した。 記者会見する原中勝征・日本医師会会長 【管新総理大臣に期待する】2010年6月9日日本医師会 2010年6月4日、菅直人氏が内閣総理大臣に指名され、6月8日、菅内閣が発足しました。 管総理大臣は、厚生大臣であった1996年に、薬害エイズ...
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