マーチ・オブ・ダイムス~フランクリン D. ルーズベルト設立
オピニオン
2023年10月1日 (日)
細田満和子(星槎大学教授)
今回(第10回目)と次回(第11回目)では、アメリカの患者会の活動についてご紹介したいと思います。私は2004年から2012年までアメリカで、患者会のアドボカシー活動を中心にした研究をする機会がありました。もともとは、2004年に日本学術振興会特別研究員の在外研究としてニューヨークのコロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院に行ったのですが、翌年、ファイザーヘルスリサーチ振興財団の国際研究助成が取れて、コロンビア大学でもアソシエイトのポジションを得て2008年まで研究していました。その後は、ボストンのハーバード大学公衆衛生大学院の国際保健学部武見プログラムにフェローとして採用され、2008年から2010年までの2年間研究活動をしました。2010年から12年までは、同じくハーバード大学公衆衛生大学院で「安倍フェロー」として研究活動を行ってきました。...
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